Month: July 2019
トリキュラーなど低用量ピルはPMDDの有効な治療薬

PMDDと呼ばれる月経前不快気分障害は、アメリカでは特定不能のうつ病性障害とされ、月経の1週間~2週間前から発現するPMSと呼ばれる月経前症候群より、精神的な症状や身体的な症状が深刻な症状を指しています。 PMDDの症状としては、衝動的な攻撃性、集中力の低下、強い抑うつなどの精神症状や腹部膨満感、乳房の張り、関節痛、筋肉痛などの身体症状が現れます。 PMDDやPMSの治療は、トリキュラーなどの低用量ピルや精神薬などの薬物療法が中心ですが、PMDDやPMSの発症原因となる潜在性鉄欠乏性貧血や機能性低血糖症から治療する栄養療法や漢方薬による治療など数種類の治療法があります。 又、症状を悪化させる塩分、脂分、アルコールの過剰摂取や血行改善の為の運動、睡眠等の日々の生活習慣乱れの改善もPMSやPMDDの症状緩和には非常に有効とされています。 トリキュラーは、子宮内膜に着床性増殖を引き起こす物質である黄体ホルモンとステロイドホルモンの一種である卵胞ホルモンを配合した薬剤であり、排卵抑制や子宮内膜の着床性増殖阻害、子宮頚管粘液変化による精子通過阻害などの作用で避妊する三相性低用量経口避妊薬です。 三相性低用量経口避妊薬は、ホルモン量の異なる3種類の薬剤を飲み分ける避妊薬であり、配合されているホルモンの変化量はメーカーや製品ごとに異なっています。 又、三相性低用量経口避妊薬には、トリキュラーの様に月経サイクルの後半に進むほど黄体ホルモン量が増える漸増型と中間増量型の2種類があります。 漸増型は、中間増量型に比べてより自然なホルモンバランスを実現出来、服用中に不正出血が起こり難く、偽薬期間に消退出血が起こり易い特徴があります。

2019年07月27日
トリキュラーの飲み方と生理1週間前の食後

トリキュラーは食後などの決められた時間に服用することが望ましいとされているので、なるべく食事の後などのわかりやすい時間に服用する必要があります。 生理の1日目から服用を初めて21日間服用を継続的にして、生理1週間前に服用が完了します。 生理の初日にトリキュラーを服用するのを忘れた場合にはコンドームを使用して避妊をしなければなりません。 トリキュラーは服用しやすいように錠剤の色が決められているので飲み忘れに気が付きやすくなっています。 また生理1週間前には服用が終わるので、継続して飲み続ける場合は、生理が始まったら赤褐色の錠剤から飲み始めます。 服用する時間に関しては毎日同じ時間が良いとされているので、朝食後と決めた場合には毎日食事をした後に服用するような習慣にしなければなりません。 トリキュラーは飲み忘れると下腹部に不快感を感じたり、不正出血を起こす場合があるので、朝食後には必ず飲むようにしなければなりません。 また生理1週間前がわかりにくい場合にはトリキュラー28を服用すると毎日飲み続けることができるので、服用の日数などを計算する必要がなくなります。 トリキュラーのような低用量ピルはネットでも購入することができますが、相性の悪い薬などがあるので、医療機関で処方を受けたほうが安全です。 また副作用として血栓のリスクが指摘されているので、喫煙をしている女性に関しては服用を中止するか、禁煙をしなければ血栓症のリスクが高まります。 更年期障害などの症状を抑えるためにトリキュラーを服用する場合には一部の抗不安薬との相性が悪いので、医師に相談をして適切な処方を受けることが重要で、市販されているサプリメントを飲んでいる場合も注意が必要な場合があります。

2019年07月12日